シングルオリジン ― エチオピア
イルガチェフェ G1
ナチュラル アメデラロ
マスカルポーネのような甘い香り。ベリーを思わせる果実味と、冷めるほど際立つ紅茶のような余韻。ナチュラル精製のイルガチェフェは、コーヒーというものの印象を一度で書き換えることがある豆です。

産地のこと
エチオピアはコーヒーの木が生まれた国です。その南部、イルガチェフェは標高1,900〜2,200mの高地で、昼夜の寒暖差が豆の密度と酸の質を作ります。この豆はイルガチェフェの中でもゲデブ地区・アメデラロ周辺の小農家から集められたロットで、品種は何世代も受け継がれてきた在来種(エアルーム)。等級はG1——欠点豆の混入数で決まるエチオピアの規格の、最上位です。
ナチュラル精製ということ
収穫したコーヒーチェリーを、果肉をつけたまま天日で乾かす。最も古く、最も天候に左右され、うまくいったときに最も甘い香りが残る方法です。乾燥棚の上で何日も返され続けた果実の糖分が、種であるコーヒー豆に移る——この豆の香りの正体はそれで、香料でも焙煎の技でもありません。素材の履歴です。
焙煎度でこう変わります
- 浅煎り——香りの量が最大。ベリー系の果実味と明るい酸。豆は約170gに焼き上がります
- 中煎り——甘みと酸の均衡点。迷ったらここから。約163g
- 深煎り——果実味は後ろへ、チョコレートの印象が前へ。ミルクに負けません。約155g
深く焼くほど水分と炭酸ガスが抜けて、豆は軽くなります。だから当店は焼き上がりの重さではなく、焼く前の生豆200gでお約束しています。
- 仕入(生豆)
- 2,598円 / kg
- 使用量
- 生豆 200 g
- 価格の計算
- 2,598 × 0.2 × 6倍
- お渡し価格
- ¥3,120(税抜)
- 仕入ロット
- 2026年7月度 見積 30kg袋
- 入荷
- NEW CROP(新豆)
- 供給元
- 焙煎機メーカー導入店専用卸
- 混合
- していません(単一ロット)
価格は仕入値の決まった倍数だけ。相場が動けば、この数字も動きます。産地名を名乗りながら他の豆を混ぜることは、この店ではありません。
淹れ方の目安
豆16g・お湯220ml・湯温90℃前後・2分半。まずはこの一点から始めて、濃ければ湯を増やし、薄ければ豆を増やす。それだけで十分です。詳しくははじめての方へにまとめました。
よくある質問
- ナチュラルとウオッシュドは何が違いますか?
- 収穫後の処理の違いです。ナチュラルは果肉をつけたまま天日で乾かす方法で、果実の甘い香りが豆に残ります。ウオッシュドは果肉を洗い落としてから乾かす方法で、味がすっきり整います。この豆はナチュラルです。
- どの焙煎度を選べばいいですか?
- 初めてなら中煎りをおすすめします。香りの華やかさを最大限楽しみたい方は浅煎り、ミルクと合わせるなら深煎りへ。迷ったらご注文時にお好みを添えてください。それに合わせて焼きます。
- 届いてすぐ飲めますか?
- 焙煎直後の豆は炭酸ガスを多く含みます。到着から2〜3日置くと味が落ち着き、淹れやすくなります。飲み頃は焙煎から3日〜3週間が目安です。
- 粉に挽いてもらえますか?
- 承ります。ただし挽いた瞬間から香りは抜け始めるため、可能なら豆のままをおすすめします。ミルをお持ちでない方は、ご相談ください。
- 保存はどうすればいいですか?
- 直射日光と高温多湿を避け、袋のまま常温で。3週間で飲み切れない場合は、小分けにして冷凍してください。冷蔵は匂い移りと結露があるためおすすめしません。
注文
ご注文後に焙煎し、通常2〜4営業日で発送します。ホテル宛の発送も承ります。